シェリプラスに掲載の「とろとろ秘湯で恋、はじまる。」2話。
そのネタバレと感想をお届けします。
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漫画 「とろとろ秘湯で恋、はじまる。」2話ネタバレ【caramel 南国ばなな】
主人公の浅島壱春(あさじまいはる)が目を覚ますと、そこは温泉旅館の布団の中でした。
隣を見るとイケメンの寝顔。
駅で出会った早乙女臣(さおとめしん)に誘われて、温泉旅行に来ていたことを思い出します。
そこで昨夜の記憶がフラッシュバックします。
臣に抜くのを手伝ってもらったという有り得ない記憶。
浅島は戸惑いを隠せません。
これは自分が見てしまったエロい夢なのだと言い聞かせ心の中で臣に謝ります。
すると隣で寝ていた臣が目を覚ましました。
浅島は気まずい思いのまま臣と挨拶を交します。
お茶を淹れてくれている臣の指を見ても、浅島はまた夢のことを思い出してしまいます。
ころころと顔色の変わる浅島を見て心配した臣は、頭を冷やすための氷を取りに行ってくれました。
そんな臣の姿を見て、エロい夢を見てしまったことを深く反省する浅島でした。
宿を出て、2人は片道2時間の秘湯を目指します。
山道は険しく、携帯も圏外です。
しばらく歩いたところで、浅島が足を滑らせてしまいました。
臣はとっさに浅島を抱きかかえます。
臣は浅島の手を取り、2人は手を繋いで山道を歩き始めました。
そんな臣の様子にゲイの浅島はドキドキしてしまいます。
すると、雨が降ってきました。
2人は洞窟で雨宿りすることにしました。
洞窟の中は狭くて寒く、暖を取るために臣が浅島を抱き寄せます。
浅島のドキドキは止まりません。
暖を取りながら、臣が子供の頃の話を始めました。
小さい頃、虹の始まりを探して山の中を走り回っているうちにすべって転んでしまったこと。
そして、それを助けてくれた友達がいたこと。
浅島が「話の続きは?」と問いかけると、臣は「全然覚えてないんですね。」と言いました。
浅島はその言葉を聞いて、昨夜の夢のことなのではないかと思い、焦りを隠せません。
その様子を見た臣は、じっと浅島を見つめながら顔を近づけてきました。
浅島は思わずキスをしてしまいます。
そのキスに応えるように、臣はやさしく濃厚なキスを何度もしてきました。
そして、臣が浅島を求めたとき、すぐ側を人が通り、2人がその先に進むことはありませんでした。
洞窟を出た臣は何事も無かったかのような余裕の表情。
一方浅島は、求められたことへの嬉しさと戸惑いを隠せず、頭の中が混乱してしまいます。
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感想
突然出会った青年と温泉旅行に行くことになるというありそうでなさそうなストーリーがとても魅力的でした。
登場人物のキャラクターもしっかり設定されていて読みやすかったです。
浅島の心の声が多く出てきて、とても面白かったです。
期待を裏切らない展開で、2人の距離がどんどん縮まっていくのが読んでいて楽しいと思いました。
臣の子供の頃の回想シーンでは、次回に繋がる謎も残ったので、続きが読みたくなりました。
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